学会・研究会情報(小社イベント)

日本手話ネイティブと学ぶ手話言語学(大阪)

日程: 2017年3月5日(日)
場所: 大阪教育大学天王寺キャンパス 西館ホール

こちらのイベントは終了しました。たくさんのご参加、ありがとうございました。

2016年3月13日に東京で開催したイベント、「日本手話ネイティブと学ぶ手話言語学」を、下記の予定で大阪にて開催いたします。


日本手話ネイティブと学ぶ手話言語学

日本手話はろう者が母語とする言語です。手話言語学の考え方を使って、その独自の文法について考えてみませんか。『日本手話で学ぶ手話言語学の基礎』(くろしお出版、2015)付属DVDに出演した6人のろう者が、それぞれの章の大事なところ、面白いところを日本手話で解説します。言語学が初めての人も、言語研究を専門にする人も、日本手話でことばの奥深さを一緒に体験しましょう!(日本手話-日本語通訳あり)

■日時:2017年3月5日(日)13:00~16:00(12:30受付開始)
■会場:大阪教育大学天王寺キャンパス 西館ホール
■主催:東京手話言語学研究会(TOSLL)、共催:くろしお出版
■参加費:2,500円(税込)
■定員:150名(申込順)

▼司会・コーディネーター
matsuoka
松岡 和美
慶應義塾大学経済学部教授。『日本手話で学ぶ手話言語学の基礎』著者。
Ph.D.(言語学、コネチカット大学)。専門は統語論、言語獲得。

▼講演者(五十音順)
chiku
知久 博和
手話研究に強い関心を持ち、研究会等に参加。ネイティブインフォーマントとして手話言語学に出会う。
「手話の形態(第2章)」を担当。

baba
馬場 博史
関西学院大学非常勤講師。手話指導に取り組みながら、映像作家として手話を扱った作品を制作。
「手話の音韻(第1章)」と「手話研究を行うために(第7章)」を担当。

hayashi
林 雅臣
明晴学園常勤講師。ろう児が言語を身につけるプロセスに強い関心を持つ。
「ろう児の手話の発達(第6章)」を担当。

maekawa
前川 和美
関西学院大学非常勤講師。手話指導のための教材・カリキュラム開発に長く携わる。手話研究の共同プロジェクトにも参加。
「手話の統語(第3章)」「おわりに」を担当。

morita
森田 明
明晴学園教諭。中学部「手話科」で手話言語の仕組みや豊かな表現を指導。ストーリーテラーとしても活躍。
「CL・RS・手話の創造性(第5章)」を担当。

yano
矢野 羽衣子
様々な手話研究プロジェクトに参加、現在は愛媛県大島ビレッジサインの研究プロジェクトを主導。
「はじめに」と「意味に関わる手話言語の性質(第4章)」を担当。