イベント(イベント)
オンラインイベント:方言が専門でない人に聞いてみた ―『ワークブック 方言で考える日本語学』を授業で使って―
講師:
清田朗裕 先生、松丸真大 先生、白岩広行 先生、原田走一郎 先生、平塚雄亮 先生
日時:
2024年11月3日(日) 10:30 - 11:30
場所:
オンライン
こちらのイベントは終了しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
発表資料を公開しますので、参考にしてください。
本テキストの採用をご検討の方は、こちらから見本のお申し込みが可能です。
●発表資料
下記リンク先から、それぞれPDFで閲覧いただけます。
※無断での複製や転載はしないでください。
著者 発表資料(本テキストの特徴など)
清田先生 発表資料(授業展開・学生の感想など)
●開催情報
■会場 オンライン(Zoomミーティング)
■日時 2024年11月3日(日・祝)10:30-11:30 ※録画配信はありません
■参加費 無料
■要事前申込 お申し込みを締め切りました
著者一同から
『ワークブック 方言で考える日本語学』は、大学における日本語学の概説や演習の授業に、方言研究の視点を組み込んだ教科書が欲しいと考えて作った本です。方言学ではなく日本語学全般の入門書にすることを意識し、標準語の事象を説明しながら、それを相対化する全国諸方言の事象を紹介しています。ワークブックとして演習問題を盛り込み、学生が考える力を高めることも目指しました。
今回は、歴史的研究をご専門とし、国語教育の現場にも関わっていらっしゃる愛媛大学教育学部の清田朗裕先生をお招きし、演習の授業でこの本を教科書として使ったご経験をお話しいただきます。方言研究を専門としない方がどのように活用してくださっているか、清田先生の声が聞けることを、著者一同も楽しみにしています。
■スピーカー
▽方言が専門でない人
清田朗裕 先生(きよた あきひろ・愛媛大学教育学部講師)
1983年生まれ。熊本県出身。大阪大学大学大学院博士後期課程修了。大阪教育大学教育学部特任准教授を経て現職。論文に「『竹取物語』におけるかぐや姫の手紙の比較」『愛媛大学教育学部紀要』70号、2023年)、「ソコソコの語史」『筑紫語学論叢Ⅲ』、2021年)、「往来物は古典教育にどのような形で活用できるか-学習指導要領における往来物の位置づけを踏まえて-」『国語と教育』46号、2021年)など。
▽『ワークブック 方言で考える日本語学』著者
松丸真大 先生(まつまる みちお・滋賀大学教育学部教授)
著書・論文に『ココが面白い!日本語学』(共著、ココ出版、2017年)、「本州方言における他動詞文の主語と目的語の区別について」(『日本語の格表現』くろしお出版、2022年)など
白岩広行 先生(しらいわ ひろゆき・立正大学文学部准教授)
論文に「甑島里方言のモダリティ表現」(共著、『鹿児島県甑島方言からみる文法の諸相』くろしお出版、2019年)、「ハワイの日系/沖縄系社会にみられる日本語の特徴」(共著、『アメリカ・ハワイ日系社会の歴史と言語文化』東京堂出版、2015年)など
原田走一郎 先生(はらだ そういちろう・長崎大学多文化社会学部准教授)
論文に「南琉球八重山語黒島東筋方言における目的語の無助詞」(『多文化社会研究』8号、2022年)、「南琉球八重山黒島方言における二重有声摩擦音」(『日本語の研究』12巻4号、2016年)など
平塚雄亮 先生(ひらつか ゆうすけ・中京大学文学部准教授)
論文に「言葉の変異と諸方言」(共著、『基礎日本語学』ひつじ書房、2019年)、「甑島方言からみる言語変化と伝統方言形式のゆくえ」(『鹿児島県甑島方言からみる文法の諸相』くろしお出版、2019年)など
■『ワークブック 方言で考える日本語学』
2023年5月刊
方言研究の視点を生かして日本語のしくみを基礎から考え、そのしくみを解き明かすために試行錯誤する実践型テキスト。
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■お申し込み
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