イベント(日本語学, 言語学)
オンライン講演会:日本語の構造を分析する ―データから見える言語の地平
講師:
三原健一 先生(大阪大学名誉教授・京都ノートルダム女子大学客員教授)
日時:
2023年11月18日(土) 14:00 - 15:30
場所:
オンライン
こちらの講演会は終了しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
当日の発表資料(ハンドアウト)を公開しますので、参考にしてください。
●発表資料
下記リンク先からPDFで閲覧いただけます。
発表資料(.pdf, 361KB) >
※無断での複製や転載はしないでください。
●開催情報
「日本語構文大全」全3巻が完結したのを記念し、著者の三原健一先生によるオンライン講演会を開催します。
■会場 オンライン(Zoomミーティング)
■日時 2023年11月18日(土)14:00-15:30 ※質疑によっては少し延長もあり
■参加費 無料
■参加資格
どなたでもご参加いただけますが、言語学・日本語学分野での大学院(修士)1年生くらいを想定した内容となります。
■講師
三原健一 先生 大阪大学名誉教授・京都ノートルダム女子大学客員教授
宮崎県生まれ。大阪外国語大学英語学専攻修士課程修了。2005年、東北大学から博士(文学)取得。富山大学、大阪外国語大学を経て現職。単著書に、『時制解釈と統語現象』(1992年くろしお出版)、『日本語の統語構造』(1994年松柏社)、『アスペクト解釈と統語現象』(2004年松柏社、2005年度市河賞)、『構造から見る日本語文法』(2008年開拓社)、『日本語の活用現象』(2015年ひつじ書房)などがある。
講師から
60年以上の研究史を持つ生成文法は、主として「構造」の観点から、実に豊かな言語事実を発掘してきました。この知見の蓄積に、「意味」と「談話」の観点を加味することによって、さらに広い地平が拓けるのではないかと私は考えます。今回のお話しでは、生成文法(や日本語学)が開拓してきたデータを、少し角度を変えて見ることにより、これまでとは違う風景が見えてくることをお伝えしたいと思います。ひとことで言えば「データ再発見」ということになります。具体的には、語彙的アスペクト、提示性、談話をキーワードとして、「データって面白いよ!」ということがお伝えできればと思っています。
■お申し込み
受付を終了しました。