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「謎解きの英文法」シリーズ完結に寄せて 英語専門家からの声

2022/1/31掲載

『謎解きの英文法 助動詞』(久野暲・高見健一)が2022年1月に刊行しました。

「謎解きの英文法」シリーズでは、2004年の『冠詞と名詞』刊行以来、さまざまなトピックを扱ってきましたが、11巻目となる『助動詞』をもって完結となります。

シリーズ完結に寄せて、4名の英語専門家からのコメントを紹介します。

コミュニケーションにおける文法の機能を研究し、 国内外で注目される数多くの成果を収めている2人の著者が、 英文法の主要な現象について、 類書の追随を許さない説得力のある分析を平易なことばで提示してきたシリーズの完結にあたり、 長年の愛読者の一人として、 全11巻を改めてご推薦申し上げます。
西村義樹(東京大学教授)


大学に入学し、 図書館で初めて手に取った「英語関係の本」が『謎解きの英文法』でした。 当時は文法の記述のような、 込み入った規則が列挙されているものが苦手だった私ですが、 飲み込まれるように耽読しました。 この体験がなければ、 言語研究者としての私は存在しなかったかもしれません。
福田純也(中央大学准教授)


「謎解き」の過程を読むことで、 英語の不思議さや面白さ、 まだ解かれていない自分にとっての英語の「謎」や分析方法に敏感になる感覚を育ててくれた大切なシリーズです。 毎回楽しみにしてきました。 長い間誠にありがとうございました。 これからも多くの方々に読み継がれていく名作だと思います。
安藤恒輝(教育研究会Festina Lente 講師)


「なぜこのような使い方をするのだろう?」「この表現はどう使い分けるのだろう?」英語を学習していると生じるさまざまな「謎」や「疑問」に『謎解きの英文法』シリーズは答えてくれます。 20年近くもの長きにわたり、 英文法学習に知的好奇心をそそる風を吹き込んでくださり、 ありがとうございました。
宮下卓也(河合塾講師)



「謎解きの英文法」シリーズ (久野暲/高見健一)
英文法で不思議に思われること、これまで教わってきたことが実は間違っているというような現象を取り上げ、ネイティヴ・スピーカーの用法を明らかに。大学生から社会人、英語のプロまで目から鱗のシリーズ。