日本語教師 勉強会:新しい時代の日本語教材を考える(オーガナイザー:畑佐由紀子先生)

こちらの勉強会は、お申込多数につき、受付を終了いたしました。


畑佐由紀子先生(広島大学大学院名誉教授)が主導する、日本語教師向けの勉強会「新しい時代の日本語教材を考える」をおこないます。

新しい時代の日本語教材を考える

▽畑佐由紀子先生 プロフィール
広島大学大学院人間社会科学研究科日本語教育学プログラム名誉教授
1992年イリノイ大学にて博士号(言語学)を取得。1983年より日本語教育に従事し、イリノイ大学、パデュー大学、アイオワ大学、モナシュ大学等で教鞭を執るとともにカリキュラム開発及び教員養成を行う。2007 年に広島大学大学院日本語教育学講座の教授に就任。専門は日本語教授法と第二言語習得。主な著書に『学習者を支援する日本語指導Ⅰ 音声 語彙 読解 聴解』『学習者を支援する日本語指導法Ⅱ 文法 会話 作文 総合学習』『日本語の習得を支援するカリキュラムの考え方』(くろしお出版)、『第二言語習得研究への招待』 『外国語としての日本語教育―多角的視野に基づく試み―』 『第二言語習得研究と言語教育』(編著、くろしお出版)、Nakama: Japanese Communication Context, Culture(共著、Cengage Publishing)など。Modern Language Journal, Japanese Language and Literature, Language Assessment Quarterly, 『第二言語としての日本語の習得研究』、『日本語学』などに論文を発表している。Association for Teachers of Japanese の理事、日本語教育学会の評議員、大学日本語教員養成課程研究協議会の理事などを歴任。

勉強会(全5回)の予定

■第1回 教育機関特性の把握
2024年4月20日(土)14:00-15:30 Zoom
所属教育機関のプログラムの特徴と認定機関に求められている特徴を比較し、今後のカリキュラム開発の方向性を探る。さらに、B2レベルに焦点を当て、B2レベルに対応する機関の到達目標と参照枠との整合性を評価する。

■第2回 到達目標とシラバス
5月18日(土)14:00-15:30 Zoom
B2レベルの到達目標について、ほかの機関と参加者自身が勤める機関との類似点と相違点や、その理由を探る。また、B2レベルを機関の最終到達目標として想定した場合、初級ではどのような到達目標を立てるべきかについて、共通理解を構築し、参照枠をもとに記述文のセットを構築する。

■第3回 Can doに対応する言語項目の抽出
6月15日(土)14:00-15:30 Zoom
初級用に選択した記述文に対応する言語形式を抽出し、配列を検討してシラバスを完成させる。

■第4回 シラバスと教科書分析
7月20日(土)14:00-15:30 Zoom
第3回で作成したシラバスをもとに、現在用いている教科書を分析して、シラバスにも教科書にもあるもの、シラバスにあるが教科書にないもの、シラバスにないが教科書にありかつ必要なもの、シラバスになく教科書にあるが必要性が低いものなどについて分析する。

■第5回 指導法の検討
8月10日(土)14:00-15:30 Zoom + リアル会場(東京都内)予定
シラバスの内容をどのように教えるのかという方法論の問題について検討し、シラバスの1つの記述文に対応する部分について、教案を作成してみる。さらに、作成した教案を批判的に検討する。

・参加費:お一人につき、全5回で15,000円(税込16,500円)です。
 ※特定の回のみ参加しての参加費分割などはできません。
・開催後の録画配信・資料提供もおこないます。(一定期間・申込者のみ利用可)
・定員:30名程度予定
 ※先着順。定員を上回るお申し込みがあった場合は、受け付けを締め切ることがあります。
・参加者によるディスカッション・発表なども予定しています。

お申し込み・参加費お支払い方法の流れ

・下記のフォームから、お申し込みください。
・くろしお出版からご請求書を発行し、メールでご案内します。
・ご請求書に記載の銀行口座へ、参加費をお振込みください。
・ご入金確認後、勉強会へのアクセス情報をメールでご案内します。

お申込多数につき、受付を終了いたしました。

▽問い合わせ先
くろしお出版 営業部
tel 03-6261-2867
fax 03-6261-2879
email kurosio*9640.jp(*を@に直してください)