新・日本語教育のためのコーパス調査入門

  • 教師用
  • コーパス

新刊

新・日本語教育のためのコーパス調査入門

李在鎬/石川慎一郎/砂川有里子[著]
価格
2,400円+税
ISBN
978-4-87424-771-6 C1081
発売日
2018/7/18
判型
A5
ページ数
304頁
重量
410g
ジャンル
日本語教育 ― 日本語教師参考書
オンライン書店
amazon.co.jp 楽天ブックス

『新・日本語教育のためのコーパス調査入門』の特徴は以下の5点にまとめられます。最初の3点は初版を継承したもので,後の2点は今回の改訂で新しく加わった点です。
 1点目は,日本語研究の専門的背景やコンピュータの知識がなくても読めるように,平易な言葉を使って調査手順を説明していることです。そのため,他の解説書・関連図書を調べる必要なく読み進められるようになっています。そして,コンピュータ操作に関しても,操作ステップを細かく分割し,かつ画面イメージを多数使用していますので,直感的に操作できるようになっています。
 2点目は,すぐに実践できることを重視し,フリーソフトウェアもしくは汎用的ソフトウェアを使うことを前提に解説を行っていることです。フリーソフトウェアに関してもインターネットからダウンロードできるものを選択して解説していますので,インターネットに接続可能な環境さえ整っていれば,すぐにでもコーパス調査やデータ分析が体験できるようになります。巻末には,本書で紹介したコーパスやツールのリンクをまとめて掲載しています。その他のソフトウェアに関しても,国内のコンピューターユーザーにとって最も身近なソフトウェアであるMicrosoft 社のOfficeとAdobe 社のAcrobat を使用して解説を行っています。
 3点目は,誰でも使用できるツールやデータを用いて説明を行っていることです。母語話者コーパスについては,国立国語研究所が公開しているオンラインコーパスツールである「少納言」や「中納言」を紹介しています。また,教材コーパスについては,説明に使用したデータをくろしお出版の専用サイト(http://www.9640.jp/cps/)からダウンロードできるようにしています。
 また,4点目は,コーパスを利用した日本語教育研究の研究事例を幅広く掲載していることです。BCCWJに代表される母語話者コーパスを利用した研究事例や日本語学習者コーパスを利用した研究事例を網羅しました。
 最後に,5点目は,読者の皆さんが本書を参考にして独自のコーパス調査を立案・実施し,その結果を論文などで報告する際に役立つよう,研究をどのように企画し,論文にはどんな情報を,どう盛り込むべきかをわかりやすく示していることです。(まえがきより)

追加情報

目次
第1章 コーパスを知る
第1部 日本語均衡コーパスの活用
第2章 「現代日本語書き言葉均衡コーパス」入門
第3章 「現代日本語書き言葉均衡コーパス」を用いた言語調査入門1
第4章 「現代日本語書き言葉均衡コーパス」を用いた言語調査入門2

第2部 教材コーパスの構築と活用
第5章 教材コーパスの構築
第6章 教材コーパスの活用-テキストエディタの活用-
第7章 教材コーパスの活用-形態素解析-
第8章 教材コーパスの処理1-Excelを用いた語彙表の作成-
第9章 教材コーパスの処理2-Excel関数の利用-

第3部 学習者コーパスの構築と活用
第10章 学習者コーパスを知る
第11章 学習者コーパスの構築
第12章 学習者コーパスの検索-Excelを用いた「タグ付KYコーパス」

第4部 日本語教育とコーパス
第13章 日本語教育支援としてのコーパス
第14章 コーパスでかわる日本語教育
第15章 調査結果の報告
著者紹介
李 在鎬(り じぇほ)
早稲田大学大学院日本語教育研究科教授
石川 慎一郎(いしかわ しんいちろう)
神戸大学全学基盤系教授
砂川 有里子(すなかわ ゆりこ)
筑波大学名誉教授・国立国語研究所客員教授